箱根そば
お好み焼き風かつ丼セットって、そばかうどんを食べたい、かつ丼を食べたい、お好み焼きを食べたいという3つのニューズを全部取り入れたような、なんとも贅沢なセットのような気がする。しかも、お好み焼きにそばをセットにして焼くのは、いわゆる広島風お好み焼きであるが、これはあくまでそばかうどんであり、しかも、お好み焼きとは独立したセットである。お好み焼きと一緒になるのは、あくまでそばかうでんではなく、かつ丼とお好み焼きが一体化するのである。
考えた人は、いったいどういう気持ちでこのメニューを作成したのかはわかりませんが、とにかく注文してみました。
そして出て来たのがこれ。天ぷらそばの方はいつもの箱根そばなのだが、異様なのは、お好み焼き風かつ丼の方。こ、これがかつ丼なのか? なんだかマヨネーズとおたふくソースがかかっていて紅ショウガが添えられているのがいかにもお好み焼き風だが、肝心のかつおぶしがかかっていないのが寂しい。
アップで見てみよう。
これでわかると思うが、そもそもかつ丼のカツ自体が小麦粉とパン粉で揚げられているのに、さらにお好み焼きの小麦粉を使った粉もんはいかがかと思ったら、ここはかつ丼のセオリーのとおり、卵とじになっている。ならば、オタフクソースとマヨネーズに青のりを掛けて紅ショウガがあれば、これでお好み焼き風かといえば、よく見ると、かつ丼の下に、千切りにした生キャベツが敷かれていたのだ。まあ、お好み焼きにキャベツはつきものだが、生キャベツとなるとなんだか???な気分。どうせならもうちょっとお好み焼き風に炒めてもよかったと思うのだが、そもそも立ち食いそば屋でここまでやるかというのもあるので、この位で良いのでしょう。
なお、食べてみた感じは、たしかにお好み焼き風の味が出ているのだが、いかんせん、カツの肉がいかにも形成肉で、まるでかまぼこを食べているような食感で、そこがイマイチであった。
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