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2013年10月1日だというのに、賞味期限が9月28日までのカップ焼きそばを見つけてしまった。しかし、パッケージをよく見て見ると、普通の四角いペヤング焼きそばでは無かった。綺麗な包装がしてあって、なんと和風の日本そばを使って焼き蕎麦として作ってしまった変わった商品なのだ。ペヤングといえば、焼きそばって言う位当たり前の存在だが、ありそうでなかったこの和風の蕎麦を使った焼き蕎麦のカップめんって一体どういう味なのか、きになって食べてみたらこうだった。

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パッケージの裏は、作り方と標準栄養成分表がある。510kcalとは、蕎麦がメインのカップ麺としては、予想外のカロリーの高さだ。しかしながら、食塩相当量は、3.6gと、中華そばを使った普通のカップめんの焼きそばと比べると、減塩になりそうだ。
作り方はほとんど同じだが、かやくが後入れになっているのが大きな違いだ。

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パッケージを剥ぐとこんな感じ。普通のペヤング焼きそばは、もっとカラフルだが、こっちはさすがに一色の印刷だ。ここにもしつこく調理方法が書いてある。

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プラスチックのふたを取ると、普通の焼きそばのようなキャベツのかやくではない。乾燥ねぎと揚げ玉がかやくとして添えられてあり、しかもこれは後入れなのだ。また、ソースに相当するものは、ここでは「つゆ」となっていた。
作り方は、蓋の爪を起こしてからお湯を注ぎ蓋を戻して3分たったら、湯切りして、まずつゆを入れてそばを味付るのだ。やっぱり日本蕎麦の乾燥めんなので、色がグレーになっているところが頼もしい。

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つゆで味を付けたあと、最後に後入れかやくをのせ、しっかりと混ぜれば完成。キャベツの代わりがネギなので、日本蕎麦によく合う。またソースでなくて、「つゆ」が濃縮のそばつゆそのもので、ソースのように蕎麦を混ぜ合わせた結果、なんだか、普通の焼きそばのような色になってしまった。
なお、食してみた結果、確かに味は、日本蕎麦を焼きそばで食べているっていう感じなんだけど、具がネギと揚げ玉だけなのがとにかく寂しい。また焼き蕎麦といっても、焼いてつくっているわけではないので、香ばしさが足りない。どおりでヒット商品にならなかった理由がここにあるのかもしれない。